大きな脚付マットレスの吊上げ搬入もお任せください
引越し費用を節約したいならば、自家用車を活用するのもいい方法です。
自分でダンボールに詰めて車で運べば、小さなものは運搬可能です。かさばる洋服や大量の本などはこの方法で運ぶのも悪くはありません。ただし書籍の詰まったダンボールは重いですから、ぎっくり腰に注意してください。
自分でやる範囲、プロに任せる範囲
できれば自分で引っ越しのすべてをやりたいと考える人もいるでしょうが、一部はプロに任せるしかありません。大型家具を自分で梱包して安全に運ぶのはほとんど不可能に近いです。
もし運んでいる最中に梱包の紐が解けてしまえば、家具は大破し人も大怪我をしてしまいます。その結果として支払うことになる買い換える家具の代金と怪我の治療費を考えると、プロに依頼するほうが得策といえるでしょう。
プロでも神経を使う家電のひとつは冷蔵庫です。家庭用であっても最近の冷蔵庫は重く大きいです。廊下やキッチンの入口を通過させるのは難しく、バンドやネット毛布を使った梱包も工夫しなければなりません。
しかも作業員は通過させる場所に合わせて冷蔵庫の角度を変えながら、運びます。体と頭を酷使しながら行う作業で、失敗すれば冷蔵庫と家を傷つけてしまいます。
洗濯機も気をつけて作業しなければなりません。特にドラム型をした乾燥機能付きのものは重く、重量のバランスも悪いです。
そのため、バランスに気を使いながら運ばなければ、落としてしまうおそれもあります。
とりわけ階段はバランスが難しいので、慣れている人以外には難しいです。そして洗濯機は給水および排水関係の設置も手間がかかります。慣れない人が説明書を見ながら行うと時間がかかります。
プロならではの専門工具や実績に培われた技術
家具のほうにも運搬が難しいものが数多くあります。なかでも廊下を通らない大型家具は、特別な道具と技術が欠かせません。
脚付きマットレスを引越しをするときにはベッドの吊り上げ作業をしてベランダから搬入することもあります。吊り上げるときには、ハシゴとバンドなどを使うのが一般的です。場合によっては、特別な車両いわゆるスカイポーターやスーパーデッキを使います。
素人には操作できませんから、プロに任せるべき仕事となります。
大型の家具ではタンスも動かすのが難しいものです。ものによっては3段に分割されるものもあり、固定用のダボを傷つけないように運びます。
会社にもよりますが、和タンスの中身は入れたままで運んでくれます。手で持つのが難しい場合には、モッコという道具を使って作業をします。