プロが教える!引越しで役立つロープの結び方Best3
ロープの結び方は種類が多く迷いがちですが、用途に合わせて選べば実践で活用することができます。
日常使いできる覚えておくと便利な結び方
南京結びは荷物を荷台に固定するのに便利な結び方で、運送業者の間では定番となっています。
締め付ける力が強いのが特徴で、荷崩れすると困る場合に重宝します。
ただ、慣れないと難しいので練習は必要ですが、使いこなせるようになるとキャンプ、アウトドアでも役立つスキルとなります。
交差させるように結ぶ十字結びは、新聞紙と雑誌や書籍、折りたたんだダンボールなどをまとめるのに便利です。
十字結びを使いこなせるようになれば、同じ紙類をまとめてスッキリさせたり、空間の無駄を解消することができます。
引越しの際の荷造りに役立ちますし、引越しで発生するごみを処分する際にも活用可能です。
キの字結びは十字結びよりも安定感が高く、ダンボール箱のように立体的なものを結ぶのに最適です。
交差する部分が2箇所あるのでしっかりと結べますし、簡単には外れないので輸送中にフタが開くと困るダンボール箱におすすめです。
ロープの素材にも注目
ロープの選び方、素材は様々ありますが、大量に使用するなら安価なポリプロピレン素材が狙い目です。
紫外線に弱いので屋外での用途には不向きですが、強度が高く水にもある程度耐えられるので、引越し作業において実用的です。
太めのものはいわゆる荷役にも活用されていますから、それだけ耐久性が高く信頼性があることが分かります。
屋外でも使うことがあって、多用途に繰り返し何度も利用したい場合は、ビニロンという素材をおすすめします。
ビニロンは屋外用途にマッチする耐候性が優れる素材で、細いものはテントやタープを始めとして、色々な結束に用いられています。
種類が豊富で選択肢が充実する3つ打ちは、指が引っ掛かるので滑りにくく、強度も良好で多用途に使えます。
摩耗しにくいという強みもありますから、強く引っ張られたり擦れるような場合でも安心です。
手に持って使う梱包などの用途であれば、柔らかくて手触りが良い金剛打が適します。
細い紐を組み合わせて作られていますから、柔軟性が高くしなやかで使いやすいです。
プロに任せるメリットはさまざま
引越しは自力ですることも可能ですが、引越しをプロに任せるメリットは多く、何より面倒な作業を引き受けてもらえるのが魅力です。
資材の準備や車の手配も含まれますし、手際良く梱包や搬出作業が行われますから、気持ちの良い引越しが実現します。
大型家具家電などの重量物も安心ですし、必要に応じて養生してくれるので壁や床に傷がつく心配もなくなります。